苦闘!1目ゴム編み止め!!

以前編み物との出会いのお話で、根本的な編み方を間違えていたことを書きました。
編み物との出会い【棒針編み編】~独習ゆえの失敗~

表編み、裏編みが正しく編めるようになった私は、さて1目ゴム編み止めだ!
と思ったわけですよ。
わたくしの編み物バイブル 『手編みの独習書』 の出番ですよ。

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1目ゴム編み止めは図解付きで説明ページがありました。
私は食い入るように本のページと首っ引きで、一目ひとめ確認しながら
とじ針を編み目にくぐらせていきました。

しかし、まず針に通した糸がやたら長いのです。
通常ゴム編み止めに要する糸長は、編み地幅の2.5~3倍。
セーターの裾部分だと、身幅50cmとして1.5mほどの糸を残しておかねばなりません。
その糸がやたらとあちこちにからまること!(>ω<)

関係ないところにやたらからまりたがる糸を必死に操り
悪戦苦闘しつつ、なんとか本の通りにやり終えた!
と思って仕上がりを見ると、……ナンカチガウ
思ってたんとちが~う!

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当時のゴム編み止めを再現したものがこちらです。
なんだかよくわからないですね。

止める糸の色を変えてみました。

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裏から見るとこうです。

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正しいゴム編み留めとの比較

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ちっさい編み地ですみません。
面倒だったので…(;´∀`)


当時の私は(何かが違う…)と思いつつ
(でも本の通りにやってるし…)と釈然としないまま
このへんてこなゴム編み止めで仕上げたセーターを着ていたのです。

しかしある日、いつもの通りゴム編み止めをしていた私はふと何かの気まぐれで
いつもと違うところに針を通してみたのです。
すると……

うぉー、これだ!これなのよー!!!
そこには私の追い求めていた正しきゴム編み止めがありました。
そして私は悟りました。

 ”本の通りにやってるし…”
それこそが、私の陥った罠だったのです。


IMG_0096_tr.jpg

これが、「手編みの独習書」のゴム編み止めの図解です。
ゴム編み止めは表目と表目同士、裏目と裏目同士に糸を通して止めていきます。
表目同士は問題なかったのです。
裏目同士に針を通す時のこの図、どう見ても表目の上から針を通していますよね?

本しか頼るものがなかった棒針独習者の私は、素直に見えるがままに
裏目と裏目に糸を通すとき、表目の上から針を渡していたのです。
その結果が先ほどの写真のゴム編み止めなのでした。


ちなみに現在の基礎本のゴム編み止め図解はこちらです。

IMG_0097_tr.jpg

表目の上から通していないですよね。
さすがに改善されたと思ってよいのでしょうか?

しかし、これだと4の表目は針から外れた状態になっていますが
この時点ではまだ外さないですよね?
私は今ではさすがに正しいゴム編み止めをマスターしているつもりですが
ちと不安になり、検索してゴム編み止めの動画をいくつか見てみました。
結果、私のやり方であっているようで、安心しました。(´∀`*;)ゞ




1目ゴム編み止め習得のために


これからゴム編み止めをマスターしたいという方に
私なりにコツ?のようなものを書いてみました。


1.まず動画を見ましょう。

文章より図解より、なにより動画に勝るものなしです。
”1目ゴム編み止め”で検索すると、わかりやすい動画がたくさん出てきます。

【よく分かるゴム編み】1目ゴム編み止め
こちらとか、編み目の模型で解説していて、とてもわかりやすいと思います。


2.糸は長く残しすぎない

止める糸が長いと、とにかくあちこちからまってうまくいきません。
とはいえ、途中で糸が足りなくなったら…と思うとついつい長めにとってしまうのですが。
なので、本番のゴム編みを止める前に、小さなゴム編みを作ってゴム編み止めの
練習するのがよいかと思います。
止める糸の色を変えると、よりわかりやすいかもしれません。


3.絶対に糸を割らない

とじ針で糸を割ってしまうと、キレイに止めることはできません。
太めのとじ針を使った方が失敗しないと思います。


4.モヘアは鬼門

モヘアの毛足がからまって、糸を通していくのがなかなかに困難です。


5.引き揃えも難しい

糸を引く時に、複数本の糸を同じように引いて、たるみが出ないようにしなくては
ならないので、気を遣います。
ストレートヤーンなら、気をつければ大丈夫ですが、モヘアと合太を引き揃えて
ゴム編み止めをした時は、何回やり直してもうまくいかず、結局伏せ止めにしました(´・_・`)



まとめると、並太程度のストレートヤーンを太めのとじ針に通し、
小さめの編み地のゴム編みを
動画で確認しつつ、止める練習をする

というのが最初の一歩としては良いのではないでしょうか。





まー、イロイロありましたが、
悪戦苦闘の末、初めてゴム編み止めがキレイにできたときは
本当に嬉しかったです。
ゴム編み止めが苦手で避けている方にも、ぜひチャレンジして欲しいなと
この喜びを味わって欲しいなと思います。



…なんて偉そうに書いている私ですが、マスターしたのは1目ゴム編み止めのみ
です!
2目ゴム編み止めに関しては、時々本を見てチャレンジしてみたり
あー、やっぱり面倒だからと1目ゴム編みに変えてみたり
Jeny's Surprisingly Stretchy Bind-Offなるものを知れば、もうコレでいいんじゃねと思ってみたり
全然向上心がありません(//>ω<)

でもでもいつかは完全マスターして、人様にコツなど伝授してみたいという野望はあるのです。
とりあえず、動画を探してがんばりたいと思います!



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編み物との出会い【棒針編み編】~独習ゆえの失敗~

前回のかぎ針編み編の続きです。

3.棒針との孤独な闘い

かぎ針編みのスキルを手に入れた私。
しかし編み物への飽くなき探究心は止まりませんでした。

長い棒状の針を優雅に操るアレ、
イメージ的にはアレこそ編み物なのではないか?
今度は棒針への新たな憧れが芽生えていました。

しかし棒針のできる友達を探すことは、しませんでした。
レース編み修行によほど懲りたのか…。
今となってはその理由ははっきりとは思い出せません。

とにかく棒針編みは完全な独習でした。
今のようにパソコンもGoogleもYouTubeもない時代です。
頼りは編み物の本でした。
『手あみの独習書』
なる本を本屋さんで発見しました。
これこそ私の求めるもの!
そう確信した私は即座に購入、棒針習得をめざしました。

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こちらがその本です。
「マフラーからスーツまで初心者にも編めます」
なんと力強い言葉でしょう。
私はこの本を頼りに、表編み、裏編み、減らし目、増し目、掛け目、交差…
着実に棒針編みをマスターしていきました。

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なんというか、写真に時代を感じます。
でもよく見ると、マフラーや帽子はゴム編みのごくごくベーシックなものですよね。
こういった小物から編み始めました。

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この本はかぎ針編みもたくさん載っていました。
このカーディガンは母に頼まれて、編んであげました。
とても気に入ってくれていましたが、もったいながってあまり着てくれなかったのが
今にして思うと残念です。


4.独習者の陥った罠

すっかり棒針編みをマスターした私は更なるステップアップを目指し
セーターに挑むことにしました。

最近の本では裾のゴム編みから始めて、そのまま本体へ編みあがっていくものが
多いですが、昔の編み物本はあとから解ける作り目で始めて
最後に裾にゴム編みを編みつけて、ゴム編み止めで終わるものが
多かったように思います。
そこでなんとしてもマスターしたい技法、ゴム編み止め

私は本と首っ引きで、ゴム編み止めに挑戦しました。
しかし、ナニカガチガウ…何かおかしいな。
本と私の編んだものは、針にかかっている糸の向きが違う…!
そう、私の表編みは、根本的に間違っていたのです。

表編みは、針にかかっている糸の手前から向こうに針を差し込まなければいけないのに
針の向こう側の糸に、右から左へ差し込んでいたのです。
この後裏編みを正しく編めば、目がねじれてしまうはずです。
ところが私は裏編みも、上から下へ糸をかけるべきところを
下から上へ糸をかけるという、エクストリームな過ちをおかしていたのです。
で、結果的には普通にメリヤス編みができていたので、間違いに気がつかなかったのでした。

それから必死に矯正して、正しい編み方で編めるようになりましたが
今になって、ひとつ気がかりなことがあります。

中学時代、女子の間で好きな男子にマフラーを編んでプレゼントする
というのが流行りました。
私は編み物のできない友達に、棒針編みのマフラーの編み方を教えてあげました。
3人の友達に教えた記憶があります。

くさり編みを教えてもらっていた私が、棒針編みを教える立場に!
すごい出世です!
いやそうではなく、友達に教えていた編み方が間違っていた方なのか
矯正して正しく覚えた方なのか、はっきりしないのです。

もしも間違った編み方を教えてしまっていたら、非常に申し訳なかったなと
こんな最果てのブログから懺悔しても、届くわけないのですが
…ただただごめんなさいです( ノД`)

そうそう、編み方の間違いに気づくきっかけとなったゴム編み止めですが
こちらを習得するまでにも、長くつらい闘いがありました。
すべてが独学ゆえの悲劇です。
ちょっと長くなりそうなので、また別エントリにしようかと思います。


5.懐かしのクロバー”KNセット”


この手あみの独習書ですが、実はとっくに処分してしまって、手元にありませんでした。
でもつい最近、偶然古本屋さんで発見して、ものすごく嬉しかったです。
こんなに古い本にしては状態もいいなー、と思っていたのですが
写真を撮るので強めに開いたら、なにやらピキッと音がして
ばらけてきてしまいました(;д;)
修復しながら大事にしていきたいと思います。

DSCF0874.jpg

この本の中で一番好きなページです。
毛糸を入れたビンとか、バラのピンクッションとか、手づくりの棒針ケースとか
乙女のココロを鷲掴みですよ。

DSCF0873.jpg

最後のページのコレ、クロバーさんのあみ針KNセット。
当時の私の憧れアイテムナンバーワンでした。
確か中2か中3の誕生プレゼントに父に買ってもらって、ものすごく嬉しかったのを覚えています。

DSCF0924.jpg

今はもうなんでも輪針なので、なわ編み針以外まったく使っていませんが、思い出の品ですね。
現行のKNセットもあるんですね。




昔のものとセット内容が違いますね。
今はアフガン針が入ってなくて、とじ針・かぎ針・目数リングや棒針ゲージが入って
すごく豪華ですね。


いちおう棒針編はここまでですが、まだ少し続く…かも?


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編み物との出会い【かぎ針編み編】

今日は私と編み物の出会いについてなど、書いてみます。
最初に覚えたのは、かぎ針編みでした。

1.くさり編み

自己紹介にも書いたのですが、私が編み物を始めたのは小5の時です。
小学校5年生の頃、急に 「編み物がしてみたい!」 と思ったのですね。
なぜそう思ったのか、今となっては定かではありません。

しかし、うちの母は編み物ができないし、祖母は離れて暮らしている。
そこで友達に、片っ端から編み物ができるか尋ねたのです。
すると、近所に住む同級生のKちゃんが「かぎ針編みならできる」と言いました。
私は勇んで教えを乞いました。

彼女は毛糸やさんに連れて行ってくれて、私は並太の毛糸とかぎ針を手に入れました。
やる気にあふれた私に彼女はまず、くさり編みを教えてくれました。
そして、その日教えてくれたのは、くさり編みだけでした。

やる気にあふれていた私は、とにかく編みたい!
しかしできるのはくさり編みだけ!
しかたないので、毛糸ひと玉全部くさり編みしてしまいました。
翌日Kちゃんにそれを見せると、びっくりしていました。

その後の記憶があいまいです。
彼女にそれ以降、教わった記憶がないのです。
くさり編みだけ教えてもらって、Kちゃんは引っ越して行ってしまったのでした。


2.トラウマ!地獄のレース編み修行

くさり編みのスキルは手に入れたものの、ひもを量産するしか術がない私。
編み物って、こんなんじゃないはず…?
そこで、さらに編み物ができる友達を探しました。

すると、同級生のSちゃんが「レース編みならできるけど」と言ってくれました。
レース編みって、要するに編み物の一種でしょ?
編みたい意欲にあふれていた私は、勇んで教えを乞いました。

レース編みというからにはレース糸とレース針を買わなくてはいけないらしい。
Sちゃんに買い物につきあってもらい、Sちゃん推薦のレース針8号と
レース糸40番を買いました。

しかし今までやった編み物=並太毛糸でくさり編みの小学生が
いきなり!レース糸40番をレース針8号でレース編みですよ。

初めてスケート靴をはいた人が3回転ジャンプに挑むような無謀さです。
しかしまったく編み物初心者の私はその無謀さに気づかぬままチャレンジして、
…泣きながらドイリーを編むこととなりました。

Sちゃんは小学生ながら、レース糸40番でレースのドイリーをすいすいと編み上げる
鬼スキルの持ち主でした。
彼女はパラパラとレース編みの本をめくりながら
「私、パイナップル編みってあまり好きじゃないんだよね~」と言っていました。
まったく意味がわからぬまま、(ふむ、パイナップル編みっていけてないのか)
と、勝手に解釈をする私。

結局ドイリーが仕上がった記憶はないので、挫折したのかもしれません。
人はあまりに辛いことは、記憶から消そうとするらしいですからね。

レース編み=超難しい・無理というトラウマになった私は
以降15年あまり、レース編みを封印することになりました。
そしてパイナップル編み=いけてないという印象もかなり長い間
深層意識に刷り込まれていました。

まあ地獄のレース編み修行をしたおかげで、細編みや長編みなどの基礎は覚えましたし
かぎ針編みに関しては、完全にマスターしました。
Sちゃんには感謝・感謝です。


ちなみにこの時買ったかぎ針とレース針は今もバリバリ現役です。

DSCF1030.jpg

6/0号かぎ針。親指の当たるところの色が薄れてますね。

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8号レース針。昔は金属のキャップが付いてました。
キャップがつぶれちゃってますね(>ω<)

DSCF1035.jpg

下が現行のレース針です。
昔のは、現行のものより長いんですね。
私は昔の長いやつの方が編みやすいので、8号は古い方をよく使ってます。

レース針もかぎ針も、グリップ付きの最近の針はもちろん編みやすいですが、
昔の金属バージョンも長年編みなれているので、普通に使っています。
こうして何十年も劣化することなく使えるって、安い買い物だったなぁと思いますね。

はー、長くなってしまいました。
棒針編はまた日を改めて書きます。
しょうもない昔話、読んでいただき、ありがとうございました(*・`ω´・)ゞ


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